
1.東洋医学でいう、アトピー性皮膚炎とは?
名古屋市天白区で「痛くない鍼で体質を改善をする鍼灸院」をしております、大根(おおね)治療院と申します。
今回はアトピー性皮膚炎の原因と対処法についてお話したいと思います。
東洋医学では、身体の症状であっても、病気の根本を五臓(肺・心・脾(ひ)・肝・腎(じん)の五つの内蔵)のいずれかに求めます。
例えば、腰が痛いのは腎(腎臓)の弱りによるものだと診みます。
なぜかというと、腎臓は腰にあり、腰と密接な関係にあるからです。
また、「肺は皮膚をつかさどる」と言われており、アトピー性皮膚炎の根源は肺にあると考えます。
現代の医学では、このアトピー性皮膚炎はアレルギー性の病気の一つとされています。
東洋医学には、アレルギーという概念はなく、アレルギーは“先天の腎気(生まれながらに持っているエネルギー・簡単に言うと体質のようなもの)の虚弱によって起こる病気”と認識されています。
この腎気の虚弱は体内にほてり(内熱)を生じさせます。
このほてりが肺へ行けばぜんそく、鼻へ行けば鼻炎、皮膚に行けばじんましんやアトピーとなります。
そのため、ぜんそくを一時的に薬で抑えると、ほてりが移動してアトピーが出たり、アトピーを薬で抑えたらぜんそくが出たりするという現象につながります。
2.アトピー性皮膚炎を悪化させる要因
まず第一に、夜更かしは腎(じん)の気を消耗しますので、アトピー性皮膚炎が悪化します。
第二に、甘い物の過食もアトピー性皮膚炎を悪化させます。ケーキ・チョコレート・あんの入ったまんじゅうなどは最悪です。
第三に、牛乳をはじめ、乳製品も先天の腎の気を損傷し弱めます。
さらに、腎の気の弱りで生じた体内のほてり(内熱)が皮膚に上がってきて、かゆみを起こしていますから、たまごのように熱性の強い食品も体内のほてりを増加させ、症状を悪化させる事に繋がります。
そのため、甘い物、乳製品、たまごなどは控えることが大切です。
3.アトピー性皮膚炎の改善方法
辛いアトピー性皮膚炎の症状には、皮膚炎やかゆみを起こしている身体内のほてり(内熱)を発散するために、お灸を据えるのがお勧めです。
まずは、背中の左右の肩甲骨に挟まれたあたりの背骨の上で押して痛いところにお灸をします。代表的なところは身柱ですが、これより下でも押して痛いところがあればお灸します。
それから、曲池の指一本上に上がったところで、ここも押して痛いところを確認してお灸をします。
ただし、ステロイド外用薬を長期にあたって使用している人ではアトピー性皮膚炎というより、ステロイド皮膚炎になっている可能性が高いため、上述のような手法での治療は難しいです。
全身を調整し、体質を根本改善する鍼灸治療(脈診流経絡治療)を用い、長い時間をかけての治療となります。


4.東洋医学専門なら名古屋市天白区の鍼灸院 大根治療院へ
鍼灸治療がアトピー性皮膚炎の改善に役立つ事は分かったけれど、どこの鍼灸院に通えばいいか悩まれるのではないでしょうか?
鍼灸院はどこも同じ治療法ではなく、様々な流派があります。
その中で、患者様の疾患に一番適した治療院に通われることが、疾患の改善への近道となります。
当院と一般的な鍼灸院の違いを簡単にまとめましたので、参考にしていただければと思います。
【一般的な鍼灸院】
・痛みや症状のある場所に直接ハリを施す
・対処療法なので、時間とともに症状が再発
【当院の場合】
・施術前に脈診を行う(脈を診ることで心身の状態を見極める)、脈診流経絡治療(みゃくしんりゅうけいらくちりょう)
・脈診で見極めたツボに痛くないハリを施術
・当院の鍼灸治療は体質そのものを改善するので、根本的に症状が改善
・筋肉系の痛みに対する治療だけでなく、アレルギー症状・自律神経失調症や内臓系の疾患・精神疾患・不妊症など幅広い疾患に適応
また、当院では一般的な鍼灸院と違い「痛くないハリ」を使用していますので初めて鍼灸治療を受けられる方でも安心してお越しいただけます。
よくあるご質問
Q. どのぐらいの期間・頻度で通えば症状が改善されますか?
A. ギックリ腰や寝違えといった急性の症状は、数回の施術で改善する場合が多いです。
慢性症状の改善、自律神経症状などの場合は、週1~2回程度の継続的な通院をお勧めしています。症状がお辛い場合ははじめのうちは日を開けずに通っていただくと早期改善につながります。
症状が安定した後のお身体のメンテナンスや体質改善、病気の予防などの場合は、月に1、2回の通院をお勧めしています。
※体質や症状は個人個人違いますので、目安としてお考えください。
Q. 土日も営業していますか?
A. はい、当院は土日祝日も営業しております。詳しくは営業日カレンダーをご覧ください。
Q. 現在病院に通っていますが、薬を飲んでいてもはりを受けられますか?
A. はい、お薬を飲みながらでも鍼灸治療は可能です。また、漢方と併用して早期改善を目指したい場合など、詳しくは問診の際にご相談くださいませ。
Q. 鍼は痛いですか?
A. 当院では主に刺さない鍼を使っておりますので痛みは全くありません。
刺す鍼を使う場合でも髪の毛よりも細くて短い鍼を使いますのでほとんど痛みはなく、むしろ心地よさを感じていただけます。
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